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民芸と生活工芸

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だいじょうぶ、まだ食べられる――
村上春樹さんの短編「中国行きのスロウボート」に出てくるフレーズ。はじめて読んだのは中学生のころ。それ以来、ずっと耳にこびりついていて、ふとした機会にアタマをよぎる。どこか諦めのようでもあり、とにかくリアルで、でもまやかしなんかじゃなく、希望にみちたコトバとして
希望だなんて、大げさかな。これはたしか、落としたパンについての一節で、そんな夢を見たとかっていう文脈だったっけ? もしかしたら全然違う意図のフレーズだったのかもしれません。でも、なんだかそれでもいい気がして。そんなコトバたちに共感し励まされ、ささやかながらも自分もまたそんなコトバを紡いでいきたい。そう思ってのイマなのだと、昨晩は、そんなことも思い出していました。


で、6月のトーク。


今夜の京都、華道家の片桐功敦さんとの「なぜかはない」につづいて、再来週の月曜日は東京・池袋、塗師の赤木明登さんとの「民芸と生活工芸」。今夜はもういっぱいですが、再来週はまだだいじょうぶそう。ご都合つく方はぜひ


『工芸 青花2号』発売記念
「民芸と生活工芸」
話し手 / 赤木明登 × 鞍田崇
日  時 / 06.15 MON 19.00
場 所 / 池袋コミュニティ・カレッジ(西武池袋本店別館8階)
*お申し込みなど詳細は下記、リブロ池袋HPをご参照ください。
http://t.co/zLABz870UQ


なお、京都でもまた民藝のお話をします。


21世紀10年代日本の軌道修正
第3年次・第2回研究会
「民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする」
話し手 / 鞍田崇
日  時 / 06.20 SAT 15.30-17.00
場  所/ 国際日本文化研究センター(日文研)・第3共同研究室
*日文研の研究会ですが、どなたでも参加可。気になる方はプログラムお送りします。お気軽にご連絡ください。
http://research.nichibun.ac.jp/ja/coop/archives/s010/index.html

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